ルチル

パワーストーンで「ルチル」は、針状の内包物のことを指し、特に物質名を示すものではありません。

鉱物学においては、ルチルは「金紅石」とされパワーストーンの世界で使われる言葉より狭い意味を示します。

ルチル(金紅石)は金剛光沢(ダイヤモンド光沢)を持ちますが、透明ではないため宝石として用いられることはあまりありません。しかし、屈折率はダイヤモンドを上回り、その輝きは非常に美しいものです。

名前の由来はラテン語の「rutilus=金紅色」

水晶(クリスタル・クォーツ)に針状結晶のインクルージョン(内包)されることが最も多く、「ルチルクォーツ」という呼び名のパワーストーンとして市場に流通されますが、希少性が高く非常に高価です。水晶の他、ルビーサファイアローズクォーツなどにもインクルージョンされ、カット方法によって星形に光り輝く「スター効果」を発生させる要因となる物質となっています。

主な色は、赤褐色・黄金色。

ルチルクォーツではそれぞれの色によって「レッドルチルクォーツ」、「ゴールドルチルクォーツ」と呼ばれています。

尚、ブルールチルクォーツブラックルチルクォーツは内包物がルチルの成分ではなく、ブルールチルはインディゴライト(ブルートルマリン)・アクチノライト(角閃石)

鉱物データ

  • 英名:rutile
  • 和名:金紅石(きんこうせき)
  • 分類:酸化鉱物
  • 化学式:TiO2
  • 結晶:正方晶系
  • モース硬度:6~6,5
  • 屈折率:2.62~2.9